LPガス発電機のメリット

LPガスとは クリーンなエネルギー

LPガスは液化石油ガスの略称で、排出ガスもクリーンなエネルギーです。LPガス(LPG)とは、Liquefied(液化)Petroleum(石油)Gas(ガス)の頭文字をとった液化石油ガスの略称で、プロパンとブタンを主成分とする炭素と水素の化合物です。

LPガス クリーンエネルギー

LPガスのメリット

LPガスはタイ全国で使われている他、容器で持ち運べる点を活かし、離島や山間部などの地域においても重要なエネルギー源として使われています。

化石エネルギー(石油・石炭・天然ガス・LPガス)の中でも天然ガスとともにCO2排出量が少なく、燃焼時の排出ガスも極めてクリーンなエネルギーです。

また、石油と違ってほとんど劣化しないので長期保存に向いており、平時の管理はガス事業者が行ってくれるため保管も容易で、家庭や施設等での在庫保持が難しくありません。

災害発生時には可搬性や保存性の高さから、ライフラインを失った被災地でLPガスが重要な働きをしました。

LPガスのメリット

ディーゼル発電機とガス発電機の違い

ガス発電機の排気は無色透明で有害物質が少なく、クリーンな排気です。一方、ディーゼル発電機は稼働時に黒煙が排出され、健康被害を引き起こす要因となります。また、燃料である軽油や重油は劣化が激しく短期間で使用できなくなりますが、LPガスは長期保存しても劣化が少ないため、これを燃料とするガス発電機は非常時の備えとして画期的な発電機です。

下表では排気有害物質についてなど、ディーゼルとガス燃料の違いを表しています。

燃料による発電機のメリット・デメリット

環境性能ディーゼル式発電機ガス式発電機
排気⿊煙無⾊透明
CO2多い少ない
ノックス(Nox)多い少ない
コバルト(Co)多い少ない
炭化⽔素(HC)多い少ない
粒⼦状汚染物質(PM)多い少ない
硫⻩酸化物(SOx)多い発生しない
導入コスト基準ディーゼルより割高
普及率現状のスタンダード東日本大震災以降に注目
燃料消費24時間/256.8リットル24時間/50kgボンベ×2本
災害時の燃料供給調達は困難が予想される可搬性が高く、調達・貯蔵が容易
燃料の保存性経年劣化が激しく、保存には向かない劣化しにくいので長期保存が可能
燃料の管理所有者による自己管理が必要ガス事業者が管理してくれる

※同条件化において稼動した場合の比較です。

  • ノックス【NOx 】〔nitrogen oxides〕一酸化窒素(NO)・二酸化窒素(NO2)など窒素酸化物の総称。自動車の排ガスや工場設備などから発生し,大気汚染の原因となる。窒素酸化物。
  • コバルト(Co)コバルト(Cobalt)は、元素記号Co で表され、原子番号は27、原子量は約58.93、比重は8.9(g/cc)である。灰白色の金属で、鉄族に属する。延性があり強磁性を示す。
  • HC 炭化水素。炭素と水素の化合物の総称。エンジンの排気中に含まれているHC(炭化水素)は、未燃焼燃料がほとんどで、高空でこれとNOx(窒素酸化物)とが太陽の紫外線で光学反応を起こし、過酸化物をつくる。HCは光化学スモッグの原因である。
  • 粒子状汚染物質〔particulate matter〕大気汚染物質のうち,粒子状のもの。燃料の不完全燃焼によって生じる炭素や炭化水素類,ブレーキ材(石綿など)やスパイク-タイヤによるアスファルトの粉塵など。
  • ソックス【SOx 】〔sulfur oxides〕一酸化硫黄(SO)・二酸化硫黄(SO2)など硫黄酸化物の総称。大気汚染の原因となる。硫黄酸化物。